近年の再開発で急速に発展した豊洲

江東区豊洲エリアは、江東区の西側に広がっている。この一帯は大正末期から昭和初期に埋め立てが行われた街で、全体的にフラットな地形が特徴だ。

豊洲駅
豊洲駅

このエリアに1988(昭和63)年、営団地下鉄(現・東京メトロ)有楽町線が開通、「豊洲」駅から「有楽町」駅や「永田町」駅など都心へダイレクトでアクセスできるようになった。2006(平成18)年には、ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)も開通、臨海副都心方面へのアクセスもスムーズになっている。また、「豊洲」駅前はバス交通の拠点となっており、「東京」駅や「新橋」駅、「門前仲町」駅、「とうきょうスカイツリー」駅などに向かうバスがある。目的地によってはバスを利用すると便利だろう。

豊洲センタービル
豊洲センタービル

かつてこのエリアには、石川島播磨重工業(現・IHI)の造船所や東京電力の新東京火力発電所、東京ガス豊洲工場などがあり、工業地帯として機能していた。近年は、産業構造の変化とともにこれらの工場群が移転し、跡地の再開発が行われるようになる。こうした再開発により誕生したのが、「アーバンドック ららぽーと豊洲」など大型のショッピングセンターや「豊洲センタービル」などのオフィスビルだ。周辺エリアでもマンションなどの開発が進み、現在も街の景観が日々変化するほど、急速に発展を続けている。

豊洲市場
豊洲市場

豊洲エリアの西側では、「豊洲市場」が整備され、2018(平成30)年に築地市場から移転を果たした。市場内には見学者通路や飲食・物販店舗エリア、屋上緑化広場が設けられており、一般の人も利用することができる。

豊洲公園
豊洲公園

また、工場跡地の再開発では、大型の公園も設けられた。「アーバンドック ららぽーと豊洲」の南側に広がる「豊洲公園」はその代表的な存在で、運河に面した芝生広場が心地よい。園内には、造船工場で使われていたイカリやオモリなどがモニュメントとして置かれ、このエリアの歴史を感じることもできる。

春海橋公園
春海橋公園

「春海橋公園」も海を眺められる公園として人気が高い。特に対岸のビル群の光が海面に映る夜景は美しく、見る人を魅了している。

アーバンドック ららぽーと豊洲
アーバンドック ららぽーと豊洲

住宅地としての魅力には、大型のショッピングセンター「アーバンドッグ ららぽーと豊洲」があり、ここに来ればほとんどの品は手に入るという便利さがあげられる。有楽町線に乗れば、銀座や有楽町のショッピングタウンも近く、気軽に買い物に行けるほか、都心への通勤や通学も便利だ。豊洲エリアは、都心近接で、便利な暮らしを実現できる街といえるだろう。

近年の再開発で急速に発展した豊洲
所在地:東京都江東区 


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