中野氷川神社
平安時代中期に創建されて以来、この地の総鎮守様として街を見守る「中野氷川神社」。源氏中興の祖とされる武将・源頼信が、武蔵国の大社・大宮氷川神社から神霊を勧進して建てたのが始まりとされる。境内には本殿のほか、江戸時代に建てられた庚申塔や、豊作を祈る行事などで使われた力石、中世期の狛犬などが残り、中野区の有形文化財に登録されているものが多い。現在も多数の氏子を抱え、篤く信仰される神社で、毎年9月下旬に開催される例大祭の規模は、中野区にある神社の中でも大きいと言われる。
中野氷川神社
所在地:東京都中野区東中野1-11-1