日本有数のおしゃれなスポット、南青山
東京都港区の北西に位置する南青山は、エリア周辺に「根津美術館」や「岡本太郎記念館」などの文化施設が多く、「骨董通り」などにはブティックやブランド店が並び、日本でも有数の高感度なスポットとして注目を集めている。地形的には、エリアの大部分が高台に位置している。
都内を代表する幹線道路のひとつである青山通り(国道246号)が貫くこのエリアは、交通アクセスにも恵まれている。青山通りの地下には東京メトロ銀座線と東京メトロ半蔵門線が走り、「表参道」駅で東京メトロ千代田線と交差。銀座線と半蔵門線で「渋谷」駅、銀座線で「銀座」駅や「浅草」駅、半蔵門線で「大手町」駅や「押上」駅、千代田線で「赤坂」駅や「日比谷」駅と、都内各方面にダイレクトでアクセスできるのもこのエリアの特徴だ。
江戸時代のこのエリアは、徳川家の重臣として仕えた青山家の屋敷が広がり、青山という地名が名づけられたそうだ。当時の屋敷跡地には、青山家の菩提寺である「梅窓院」があり、こうした歴史をしのぶことができる。
都心に隣接するエリアでありながら、南青山エリアは自然にも恵まれている。エリアの北側に広がる「明治神宮外苑」は、イチョウ並木の美しい都内有数の紅葉スポットとして知られ、歴史的な建造物の「聖徳記念絵画館」と紅葉のコンビネーションは独特の美しさを醸し出している。
エリアから北へ貫く表参道の並木も四季折々の美しさが楽しめ、その先には、広大な緑地を持つ「明治神宮」もある。さらに、エリアの南東に広がる「青山霊園」は桜の名所として有名で、お花見も近くで楽しめるという魅力がある。
また、周辺には「まいばすけっと 青山一丁目店」など普段使いのスーパーマーケットがあり、買い物にも困らないだろう。
表参道や青山通りなどのにぎわう街並みから一歩奥へ入ると、閑静な住宅街が広がっている。こうした環境から、南青山エリアは、都心の高級住宅街として昔から知られる場所であり、各路線が利用できる利便性の高さと、都会的な生活を求めるラグジュアリー層から高い支持を集めてきた。今も、高級マンションの合間に古くからのレジデンスが点在し、入居希望者が絶えないという。
長い歴史が培ってきた伝統と最新の流行が融合した街、南青山は、時代を超えて住みたいと思わせる魅力にあふれる街といえるだろう。
日本有数のおしゃれなスポット、南青山
所在地:東京都港区