2024年8月1日(木)、「東京ソラマチ」に願掛けや縁担ぎの日本文化を体験できるカフェがオープン!
昭和36年創業以来、時代に合った神棚の商品開発や企画・販売を行う「静岡木工」。「渋谷ヒカリエ」や「日本橋コレド室町」などにも伝統的な神棚やモダン神棚などを販売する「神棚の里」を展開してきた。この度、その「静岡木工」の新業態スイーツ店、「願(ねがわくば)」が「東京ソラマチ」にオープンする。イーストヤード4階に設けられた店内は神社境内のような心落ち着く内装で、縁起を担いだスイーツをいただくことができる。例えば「御饌(みけ)パフェ」。「御饌」とは、「食べ物」という意味をもつ「饌(け)」に、大切で尊いものであることから「御」を付けられており、お祭りなどで神さまに献上する食べ物のこと。その名前が付けられたこのパフェは、餡や白玉のほか、米ポン菓子、縁結びの「ご塩アイス」、カラフルなおいり(丸いあられの一種)、雲をモチーフにしたふわふわの生クリームなどが盛られ、仕上げには「願いの塩」で清められている。最後に食べる人が願いを込めて完成という。さらには価格にまで縁担ぎにこだわっており、末広がりを意味する「8」を並べて888円(税込)。1000円で支払うと、おつりが縁起の良い「112円(良い福)」になる。また、店内にはハートの形をした「願いの石」が設置されている。心の中で願い事をしてこの石を持った時、思っていたよりも軽ければ願いが円滑に進み、重ければ努力が必要という。空間の雰囲気から食の見た目、食材、価格、そして細部にわたる仕掛け。じっくりと自分自身の願い事と向き合うことのできる、今までにないカフェだ。
(2024年7月31日)
■願(ねがわくば)
所在地:東京都墨田区押上1-1-2東京スカイツリータウン・ソラマチ イーストヤード4階
営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30)
https://shizuokamokko.com/negawakuba/