江戸東京たてもの園
墨田区にある「江戸東京博物館」の分館として、1993(平成5)年に「小金井公園」の中に開園した「江戸東京たてもの園」。約7ヘクタールの広い敷地内に、江戸期から昭和期までの30棟を数える復元建造物が建ち並ぶ貴重な野外博物館だ。
見どころは、江戸期の農家や1902(明治35)年建築の総栂普請(そうつがぶしん)の主屋を持つ高橋是清邸など。また、昭和初期の文具店や小間物屋といった商家にも目を奪われる。
ビジターセンターの建物は1940(昭和15)年の紀元2600年記念式典で使われた仮設式殿「光華殿」を改修した壮大なもの。館内では江戸および東京の建物やまちづくりの歴史をパネルや映像で見せる展示や武蔵野の自然や文化を紹介しているので、散策前に見ておくと、よい予習になる。
また、ビジターセンター入り口の右側には、カフェとミュージアムショップを併設。かの宮崎駿がデザインしたマスコットキャラクター「えどまる」のついたオリジナルグッズや、「江戸東京たてもの園」の建物が描かれた手ぬぐい、昔の遊具の復刻品など、興味深いアイテムが並んでいる。大切な人へのおみやげはもちろん、自分用の記念品としてもうってつけの品々ばかりだ。
江戸東京たてもの園
所在地:東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内
電話番号:042-388-3300
開園時間:9:30~17:30(10~3月は16:30まで)※最終入園は閉園30分前
休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
https://www.tatemonoen.jp/