再開発で便利になった川崎駅周辺の今と昔を訪ねて散策してきました!
JR「川崎」駅周辺は、高度経済成長期以降、産業都市として発展してきました。近年は、産業構造の変化もあり、工場は移転。跡地の再開発がさかんに行われています。こうした再開発により、さらに便利になった「川崎」駅周辺を歩いて、街の今と昔に触れる散策を楽しんできました。
南武線の「矢向」駅の東口を出て、大通りを南東に向って500mほど歩いて行くと、「さいわい緑道」が伸びています。ここはかつて南武線の前身、南武鉄道によって建設された貨物線の跡地です。緑道沿いの壁には汽車モチーフの壁画もあり、ここがかつて線路であったことを感じることができます。
緑豊かな遊歩道
汽車がモチーフ
「さいわい緑道」を東に歩くと左側に大規模な団地「河原町団地」が見えてきます。この場所は東京製綱の工場があった場所で、1969(昭和44)年に工場が移転したあと、約3,500戸の団地が建設されました。この団地には珍しい逆Y字型の建物もあり、建築史的にも注目されているそうです。
約3,500戸の大型団地
珍しい逆Y字型
「河原町団地」から多摩川沿いに歩くと右側に現れるのは「かわさきテクノピア」です。ここは明治製糖の工場跡地で、現在はオフィスビルや集合住宅が建っています。こうした再開発では緑地も多くつくられ、付近の住民にとっても憩いの場となっている様子でした。
手前の建物には
ホールもあります
住民の憩いの場所に
「かわさきテクノピア」の西側に建てられたのが、オフィスビル「ソリッドスクエア」です。窓の正方形のデザインは明治製菓の主力商品、キャラメルをイメージしたといわれています。
オフィスのほか
飲食店なども
窓のデザインは
キャラメルモチーフとか
「川崎」駅の西口一帯に広がっていた東芝堀川町工場跡地でも、大規模な再開発で大型のショッピングセンター「ラゾーナ川崎プラザ」ができました。当時の工場で使われていたポンプのオブジェや「東芝未来科学館」もあり、ここがかつて工場だったことを伝えています。川崎の歴史を知ることができる興味深い散策でした。
たくさんのショップが
集まっています
この地の歴史を
感じられます
発見ポイント!
- (1)整備された緑地や公園が心地よい!
- (2)大型ショッピングセンターで買い物も楽しめる!
- (3)最先端の技術を知ることができる博物館もある!
再開発で便利になった川崎駅周辺の今と昔を訪ねて散策してきました!
所在地:神奈川県川崎市