再開発計画が進むサブカルチャーの街、中野
「新宿」駅からJR中央線快速で1駅となる「中野」駅周辺は「中野ブロードウェイ」を擁するなどサブカルチャーの街としても知られている。
中野区では「中野」駅周辺を新たな街の活動拠点とするためのまちづくりに取り組んでいる。その一環として「中野」駅北口では「警察大学校」跡地などの再開発が行われ、「中野四季の都市」が誕生した。「中野四季の都市」には「キリンホールディングス」の本社が移転したほか、「早稲田大学 中野国際コミュニティプラザ」、「明治大学 中野キャンパス」、「帝京平成大学 中野キャンパス」など大学のキャンパスも設けられ、文教エリアという役割も持つようになった。
「中野」駅北口周辺では引き続き駅前広場の改修や西口改札の整備、南北通路の整備が進められることになっている。
また、「中野区役所」の庁舎は建物が老朽化しており、耐震性能も不足していることから、「中野体育館」跡地に新庁舎を整備する計画が進められている。すでに基本設計は完了しており、2021(令和3)年度に建築工事を開始、2024(令和6)年度に完成する予定だ。
現在の「中野区役所」庁舎と隣接する「中野サンプラザ」を併せて再開発する構想もあり、実現すれば、現在の「中野サンプラザ」の約3倍という規模を誇るアリーナ、オフィス、ホテルなどの複合施設が誕生することになる。生まれ変わる予定。こちらは2028(令和10)年度の完成を目指している。
さらに「中野」駅西口でも再開発が進められいるほか、2026(令和8)年には「中野」駅の駅ビルもオープンする予定になっているなど、「中野」駅周辺の都市インフラ整備は目白押しだ。
今後のさらなる利便性向上が期待される「中野」駅周辺。街の変化に注目が集まっている。
再開発計画が進むサブカルチャーの街、中野
所在地:東京都中野区