港の見える丘公園
横浜港を見下ろす山手の丘にある「港の見える丘公園」。彼方には横浜ベイブリッジを望める見事な眺望のみならず、庭園としての完成度もすばらしく端正な美しさを誇っている。
このあたり一帯は外国人居留地で、横浜が開港してからは、丘のふもとにフランス軍、上にイギリス軍が駐屯していた。戦後、アメリカ軍の接収が解除されると公園としての整備がはじまり、1962(昭和37)年に開園。以来、フランス領事館跡地のフランス山地域、イギリスの総領事官邸であった 「イギリス館」「大佛次郎記念館」「近代文学館」など、さまざまな文化施設がオープンしている。
もともとバラの名所として知られていた公園だったが、バラが市の花に制定されたことから改めて既存のバラ園を整備。 1991(平成3)年にバラ園をオープンした。
さらに、2016(平成28)年にも緑化工事が行われ、約330種約1,950株の「イングリッシュローズの庭」としてリニューアル。バラが最盛期を迎える5月中旬から6月中旬、10月中旬から11月中旬のほか、四季を通してさまざまな草花や花木を楽しめる。
港の見える丘公園
所在地:神奈川県横浜市中区山手町114
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