四季折々の魅力、隅田川のイベントを紹介します♪
東京屈指の観光地である浅草・押上周辺では四季折々にイベントやお祭が開かれていてます。挙げはじめると枚挙にいとまがないほどなのですが、有名なものをいくつかピックアップして季節ごとにご紹介していきます。
年始の浅草寺初詣に始まり、春になれば、なんと言っても有名なのが「隅田公園桜まつり」。隅田公園には約640本もの桜の樹があり、隅田川をはさんで台東区側と墨田区側の両方に広がっています。とても歴史が深く、江戸時代に徳川家綱がここを桜の名所にするよう植樹しました。
近年は、「東京スカイツリー®」と桜のコラボレーションも楽しめます。4月中旬になると「早慶レガッタ」が開催されます。早稲田大学vs慶応大学のボートレースで、1905(明治38)年に隅田川向島で第1回大会が開催された時から続く伝統の競技です。また、2012(平成24)年5月に開業した「東京スカイツリー®」のライトアップも見ものです。バレンタインにはチョコレート色に、桜の開花時期にはピンク色に、クリスマスにはもみの木をイメージするなど、イベントごとの特別ライトアップは、見るとちょっと得した気分になれますよ。
隅田川いっぱいに
桜が舞います
5月にはイベントが目白多しです。5月5日の「こどもの日」に向けて「すみだ鯉のぼりフェア」が東白髭公園周辺で開かれます。これは、使わなくなった鯉のぼりを全国から寄贈してもらい、もう一度空に泳がせようという企画で、1996(平成8)年から開かれています。「東京スカイツリー®」をバックに泳ぐ鯉のぼりも見られます。5月半ばには「三社祭」が開催されます。「浅草神社」の例大祭で、毎年約150万もの人が訪れる、東京を代表する祭りとして有名です。威勢のよい掛け声とともに、粋でいなせな氏子たちに担がれた神輿が浅草の街を練り歩く様は、海外からの観光客にも人気があります。
使わなくなった
鯉のぼりが蘇る!
粋でいなせな
江戸の祭り!
新しく始まったイベントもあります。2012・2013年に開かれた「東京ホタル」です。隅田川の言問橋~吾妻橋間に10万個にも及ぶLEDライトを灯篭のように流します。水辺に浮かぶ光のインスタレーションは、幻想的で美しく、賞賛の話題を呼びました。2014年度の開催は未定ですが、このイベントも長く続くと良いですね。 7月9、10日の両日には、「浅草寺」境内で「ほおずき市」が開かれます。境内には約120軒のほおずきの露店が軒を連ね、毎年多くの人で賑います。七夕には、「東京ソラマチ」の広場に大きな七夕飾りが置かれます。願い事が書かれたたくさんの短冊が、「東京スカイツリー®」を見上げます。「東京ソラマチ」では年間のイベントごとにさまざまな催事を行っていて、小中学校が大型休みに入るときには「キッズタウン」が設けられ、クライミングウォールなど子どもが楽しめる遊具が設置されます。
※「東京ホタル」は、2012(平成24)年と2013(平成25)年にのみ開催され、2014(平成26)年以降は開催されていません。
幻想的な
イルミネーション
露店が楽しい
ほおずき市
7月の最終土曜日に開催されるのは、誰もがワクワクする「隅田川花火大会」。1733(享保18)年の江戸中期に始まった花火大会を継承する、関東一の伝統を誇る花火大会です。打ち上げ総数は約20,000発、来場者は例年約90万人を超えるビッグイベントです。花火は2つの会場に分けて打ち上げられ、第一会場からは計200発の花火コンクール玉が、第二会場からはスターマインなどが放たれます。大小さまざまの花火が次々と夜空を彩る美しさ、迫力ともに圧巻です。
8月には、華やかな「浅草サンバカーニバル」もあります。また、墨田区では年間を通じて「すみだまち歩き博覧会」を展開していて、墨田区の名所・旧跡などを巡るスタンプラリーなど、楽しい催し物が用意されています。9月下旬には「向島百花園」で「月見の会」があり、中秋の名月を観賞します。1年の締めくくりは、浅草寺で開かれる「羽子板市」。縁起物の羽子板で、翌年の無病息災を願います。
夏の夜を彩る
一大イベント
特別ライトアップに
注目
発見ポイント!
「隅田川」
- (1)江戸の粋を感じるお祭り♪
- (2)「東京スカイツリー®」とのコラボが見もののイベントも多数!
- (3)ビッグイベントの隅田川花火大会は2会場で競演!