池袋の芸術・文化に触れられる施設を巡ってきました
池袋周辺には、映画館が多くあるほか、劇場や小劇場も点在しており、さまざまな芸術・文化に触れることができます。移転した「豊島区役所」跡地に「文化にぎわい拠点」も誕生する予定で、今後さら芸術の街として発展していきそうです。そんな池袋にある芸術・文化施設を巡ってきました。
豪華な施設
「池袋」駅西口近くにある、音楽・演劇・歌劇等の芸術文化振興のため開館した「東京芸術劇場」は地下4階、地上10階建ての施設内に大・中・小と四つのホールのほか、 展示ギャラリー・展示室・リハーサル室・会議室などが設けられています。パイプオルガンが設置されている大ホールは、オーケストラの演奏を中心にしたコンサート専用に設計されています。
低料金で楽しめる
名画座の「文芸坐」は、1956(昭和31)年に開館し1996(平成8)年に閉館しましたが、2000(平成12)年に「新文芸坐」として再スタートしました。座席数266席の名画座は、毎週土曜日のオールナイト上映など、旧「文芸坐」の面影も残しています。国内外の名画を、1枚のチケットで2本見られる「2本立て」で上演する名画座は、昔の映画館の趣そのままに全席自由席。「新文芸坐」の存在により、池袋は古き良き文化の花が再び咲き始めています。
長年の歴史を持つ「シネマ・ロサ」はシンプルな映画館で、最新の映画だけでなく、自主企画や若手作家の映画なども鑑賞できます。6つのスクリーンがあるシネマコンプレックスの「シネマサンシャイン池袋」は全館にデジタル6チャンネルの音響システムを導入し、クリアで迫力のあるサウンドで映画を楽しめます。
自主映画や若手作家の映画も楽しめる
100席ほどの小劇場
池袋駅から徒歩6分ほどの場所にある小劇場「シアターKASSAI」は、100席ほどのスペースがあり、客席の傾斜が急なため、座り芝居に適していることで知られています。
食事も楽しめる
「BIG TREE THEATER」、「BOX in BOX THEATER」、「BASE THEATER」の、異なるタイプの3つの劇場を保有している「シアターグリーン」は、閑静な場所に位置する小劇場です。シアターグリーン学生芸術祭や、グリーンフェスタなどの演劇祭を主催しており、演劇を志す大学生の登竜門となっています。
完成が楽しみ
移転した「豊島区役所」跡地にも8つの劇場を含む国際的な「文化にぎわい拠点」が誕生する予定となっています。再開発のコンセプトは「誰もが輝く劇場都市」で、1,355席の大ホールに加えて半屋外劇場や「ボカロ劇場」が設けられるほか、オフィス&商業棟には9スクリーンのシネマコンプレックスやカンファレンスホールも設置される計画。これらの施設には年間650万人の集客を見込み、賑わいの創成を目指しています。
池袋エリア発見ポイント!
- (1)映画館が複数ある!
- (2)演劇が楽しめる小劇場がある!
- (3)「文化にぎわい拠点」が誕生予定!
池袋の芸術・文化に触れられる施設を巡ってきました
所在地:東京都豊島区