ショッピング施設が集まる川崎駅周辺
川崎市の中心地として発展したJR「川崎」駅周辺エリアには、ショッピング施設や公共施設が集まり、暮らしの利便性が高いことが特徴だ。地形的にもおおむねフラットで坂道がほとんど見られないこともうれしい。
交通アクセスの利便性も高い。エリアの玄関口となる「川崎」駅は、JR東海道線、京浜東北線、南武線が集まるターミナル駅。東海道線に乗れば「東京」駅まで約20分で行くことができるなど、東京都心方面へのアクセスもよい。南武線は、「武蔵小杉」駅で東急東横線、東急目黒線、「武蔵溝ノ口」駅で東急田園都市線・大井町線、「登戸」駅で小田急小田原線など他の路線との接続駅が多い便利な路線で、快速電車も運行している。
「川崎」駅の北側には、京急線の「京急川崎」駅がある。京急線には「泉岳寺」駅から先、都営地下鉄浅草線に直通する電車も走っているので、「東銀座」駅や「日本橋」駅などへダイレクトアクセス。「羽田空港」に直結の「エアポート急行」電車もあり、飛行機を利用する時も面倒な乗り換えがいらない。
川崎エリアのシンボルともいえる存在が「川崎大師」だ。平安時代の創建と伝えられる古刹で、江戸時代には、11代将軍の徳川家斉が厄除に訪れたことをきっかけに、厄除け大師として人気が高まったという。現在も周辺にはにぎやかな門前町が広がり、初詣や節分などの行事には多くの人出がある。
江戸時代に五街道のひとつとして東海道が整備されると、川崎は宿場町としても発展するようになる。当時の川崎宿は六郷橋から現在の「ラ チッタデッラ」の南側あたりまで広がっていたそうだ。大正時代以降、川崎エリアの臨海部では工業が盛んになり、「川崎」駅周辺はこうした工場で勤める人々でにぎわうようになる。次第にショッピング施設も増え、現在に続くショッピングタウンの礎が築かれた。
川崎エリアは緑も多い。「富士見公園」は1940(昭和15)年開園と半世紀以上の歴史がある大型公園で、毎年11月の「かわさき市民祭り」の会場としても利用されるなど、市民の憩いの場として親しまれている。また、東京都と神奈川県の境を流れる「多摩川」も、気軽に自然に親しめるスポットだ。川沿いにはサイクリングロードもあり、ランニングやサイクリングのコースとしても人気が高い。
古くから商業地としても発展してきた川崎エリアは、ショッピングの楽しみも多い。とくに「川崎」駅西口に広がる「ラゾーナ川崎プラザ」は大規模な複合ショッピング施設で、スーパーマーケットや家電量販店などあらゆるジャンルのショップが集まり、ここに来ればほとんどのアイテムを手に入れることができるだろう。「川崎」駅ビルの「川崎BE」からリニューアルした「アトレ川崎」は、流行に敏感な女性をターゲットとした店舗のラインナップにより、さらに魅力が増した。快適な都市生活と豊かな自然環境のバランスがとれた川崎エリアは、平日も休日も、便利で快適な日々を過ごすことができる街だ。
ショッピング施設が集まる川崎駅周辺
所在地:神奈川県川崎市川崎区